フジテレビ開局60周年特別企画で、2021年1月3日(日)、1月4日(月)に二夜連続で、21時00分から放送される『教場2(きょうじょう2)』というドラマですが、昨年末も放送されており、大変おもしろかったです!

前回と同様に、風間公親(かざま きみちか)役を演じる白髪で義眼の木村拓哉さんの演技もほれぼれして、素敵です。ドラマに吸い込まれそうです。なぜ義眼なのか?謎が多く散りばめられていて後半も楽しみにさせるとは作者、脚本家、演出家の腕が素晴らしい。
そんな教場ですが、どんどん警察学校の生徒が退場して(辞めて)いく理由ですが、ストーリー展開が早すぎてなかなか追いついていけないので、ここでまとめてご紹介いたします。
Contents
教場2のキャスト相関図
相関図は下記になります。
風間教場200期
- 風間公親:元神奈川県警捜査一課刑事
- 鳥羽:白バイ隊員になるため、耳を鍛えて聴覚が異常にすぐれている
- 石神:199期の生徒だったがとある理由で休学していた
- 忍野:ハーモニカが得意。女子の中で少し浮いてしまっている
- 漆原:時間の感覚が人と違い、たびたび遅刻してしまう問題児
- 比嘉:真面目で実直な性格の元剣道国体選手
- 杣:警察一家。冷静な観察眼を持つ
- 稲辺:手先が器用。将来は鑑識を目指している
- 伊佐木:優秀かつ快活。誰にでも人当たりのよい優等生
- 吉村:とびっきり明るいムードメーカー
- 堂本:勝ち気な性格で負けず嫌いの体育系女子
- 坂根:争いを好まない温厚な生徒



出典:フジテレビ教場公式ページ
配役 | 名前 |
---|---|
風間 公親(かざま きみちか) | 木村拓哉 |
鳥羽 暢照(とば のぶてる) | 濱田岳 |
石神 史穂(いしがみ しほ) | 上白石萌歌 |
忍野 めぐみ(おしの めぐみ) | 福原遥 |
漆原 透介(うるしばら とうすけ) | 矢本悠馬 |
比嘉 太偉智(ひが たいち) | 杉野遥亮 |
杣 利希斗(そま りきと) | 目黒蓮 Snow Man |
稲辺 隆(いなべ たかし) | 真栄田郷敦 |
伊佐木 陶子(いさき とうこ) | 岡崎紗絵 |
吉村 健太(よしむら けんた) | 戸塚純貴 |
堂本 真矢(どうもと まや) | 高月彩良 |
坂根 千亜季(さかね ちあき) | 樋口日奈 乃木坂46 |
風間教場199期
- 出馬:風間教場 199期
- 浦美:風間教場 199期
- 佐久野:風間教場 199期
- 小嘉:風間教場 199期
- 服部:副教官
- 須賀:副教官
- 小野:事務員
- 田澤:副教官見習い
- 四方田:学校長


出典:フジテレビ教場公式ページ
配役 | 名前 |
---|---|
出馬 求久(いずま もとひさ) | 重岡大毅 ジャニーズWEST |
浦美 慶介(うらみ けいすけ) | 三浦貴大 |
佐久野 みゆ(さくの みゆ) | 佐久間由衣 |
小嘉 竜一(こが りゅういち) | 嘉島陵 |
服部 京子(はっとり きょうこ) | 佐藤仁美 |
須賀 太一(すが たいち) | 和田正人 |
小野 春江(おの はるえ) | 高橋ひとみ |
田澤 愛子(たざわ あいこ) | 松本まりか |
四方田 秀雄(よもだ ひでお) | 小日向文世 |
教場2(ドラマ)で生徒がやめていく理由まとめ
稲辺隆が退場した理由は?
稲辺隆は、勉強も運動も苦手で不登校になっていた時に訪ねてくれた先生の言葉で鑑識を目指して、警察学校に入校しました。おどおどした性格なので学校の中でもなかなか周りと馴染めずにいました
あるとき稲辺は、教官に無断外出の疑いをかけられていました。稲辺と仲が良い鳥羽は、無断外出した時の稲辺のアリバイを教官に聞かれます。
鳥羽はその時間、稲辺が図書室にいたのを知っていました。しかし、鳥羽はとっさに稲辺がその時間に何をやっていたのか知らないと言います。その結果、稲辺は教官から体罰を受けてしまうのでした。
しかし、稲辺は鳥羽を図書室で目撃しています。そして、鳥羽が稲辺を見ていたのも知っていました。稲辺にとって鳥羽は初めての友達で、裏切られたと怒りが爆発します。
そして、鳥羽を拉致してヘッドフォンを装着させます。ヘッドフォンの中に蟻をしのばせ、蟻に鼓膜を破らせるという復讐をしました。鳥羽は聴覚が優れていたので、聴覚を失わせようとの魂胆でした。
その復讐が風間教官に知られ、退学となりました。
堂本真矢が退場した理由は?
もう1人の退学者は、女性の堂本です。いじめられている忍野を助け、二人は仲良しになります。
堂本は坂根が好きでした。
坂根が触れたものを盗んでいたのです。学校から不自然な備品がなくなるのを風間は不信に思い、犯人探しをします。そして、忍野は授業で計った脈拍から堂本が犯人だと察しました。
忍野は自分をいじめから助けてくれた堂本が犯人だなんて風間教官に言いたくありません。風間教官は犯人が堂本なのも、忍野が犯人をかばうのも知っていました。
しかし、堂本は窃盗で退学になりました。
伊佐木陶子が休学した理由は?
伊佐木は成績優秀で父親が警察関係者であった。
同じクラスの杣利希斗もまた親が警察関係者で成績優秀だったのだ。一番最初に風間教場で行われた「同調」ではみんなが拍手がだんだん合っていくなか二人だけは合わせようと、同調しなかったのだ。
最近、伊佐木はこのままだと次の就職先を探さなければいけないほどに成績が堕落していた。さらに、非常点呼のランニングの際に倒れ、銃の授業の際も怖がっていた。だが、目の前に10人の凶悪犯に襲われる設定の授業の時、伊佐木はガラスのコップを天井に投げつけ注意を引くという行動をとった。
模範的な例だったのだ。風間教官は杣と伊佐木を呼び出し退校届けを突き付けた。
それを石上史穂が止めようとしたが、風間は「辞めさせるのではなく辞めたがっている」という。伊佐木が成績が落ちたのは親の言いなりになりたくなくて退学したいと考えたためにわざと落としたのだ。
一方の杣は爆発の授業の際、一瞬だけ前のめりになっているのが録画したビデオに映っていた。爆発の授業で使用したものは数日前に倉庫から無くなった備品で組み立てられたものだった。杣もまた爆発を起こして学校を辞めようとしていた。
そんな二人に、風間は「辞めたほうがいい理由」と「辞めないほうがいい理由」を書き出す課題を出す。二人は「辞めないほうがいい理由」に「家族」と書く。伊佐木は妊娠していたのだ。ランニングで倒れたのも銃の授業でこわばっていたのもそのせいだった。伊佐木は、退学ではなく休学という道を選んだ。
ネタバレ
鳥羽暢照が中耳炎になったネタバレ
鳥羽は、幼いころから白バイに憧れ、白バイ隊員が車の走る音でその速度がわかるという話を聞き、自分も同じように訓練をして聴力を鍛えたと風間に話します。
しかし、水泳の授業でプールに入ったとき、耳に水が入り、それがもとで中耳炎になってしまいます。
その後、自慢の聴力が活かせなくなり、それを隠すために日記に音に関する記述が多くなります。
風間はそれを見逃さず、鳥羽を問い質し、稲辺を図書室で見たにも関わらず、聴力低下を隠すために嘘をついたことを暴きます。
鳥羽暢照が稲葉を庇わなかったネタバレ
鳥羽は、聴覚に優れて白バイ隊員を目指す生徒です。
鳥羽と仲が良いのが、虫が好きな稲辺でした。しかし、稲辺は無断外出の疑いで教官からつめられています。鳥羽は稲辺が外出していないのを知っていますが、知らないと答えてしまいます。
なぜなら、鳥羽は授業で聴覚を失っていたからです。
聴覚を失ったのがばれれば、白バイになれません。
日記で聴覚に以上がないのを必死にアピールするあまり、嘘の日記を提出していました。その嘘を突き通すために、無断外出の時の稲辺のアリバイを証明しませんでした。
それを逆恨みした稲辺は鳥羽の聴覚を失わせて退学になります。
鳥羽暢照が耳の周りをケガしたネタバレ
扉の指紋から無断外出の罪を着せられていた稲辺だが、その時間は図書館にいたと証言する。
もし、同じ時間図書館にいた鳥羽暢照に証言してもらっていたらアリバイが成立した。だが、鳥羽は日記にその時間部屋で事故の音を聞いたと嘘の文を書いていた為に証言しなかったのだ。
稲辺は鳥羽のことを初めてできた友達だと信じていた為に根に持っていた。鑑識になりたいと言っていた稲辺は昆虫採集が趣味であったために、アリを集めたのだ。
その後、生徒だけでは入室禁止の場所に鳥羽を呼び出した。そして、拘束し耳に接着剤をつけたヘッドホンを鳥羽にくっつける。
戦時中、耳に膿がたまった兵士が大きな爆発音を聞いたという。
それは爆発音ではなく膿を餌として食べたアリが間違えて鼓膜まで食べてしまい鼓膜が破けた音だった。
鳥羽の耳に膿がたまっているのを知った稲辺が、ヘッドホンの中にアリを入れ復讐しようとしたのだった。
堂本真矢の心拍数が上がったネタバレ
学校では連続で物が紛失する事件が起きていた。普通の学校では何もないが警察学校ということもあり大ごとになっていた。
3つ紛失物の共通点は坂根千亜季が使用していたものだった。
それらの犯行が堂本だと気づいていた風間教官は、忍野めぐみを利用する。
心拍数を図る授業の際、堂本だけが心拍が高く動揺していたのだ。
忍野は、心拍数の集計を風間教官からもらった後こっそりとそれを確認し犯人は堂本だと知った。
女子の中で浮いていた忍野が堂本に助けてもらったことでかばおうとしたが、風間教官には見抜かれていた為、窃盗で退学となった。
宮坂定(工藤阿須加)が亡くなったネタバレ
漆原透介は、ほかの生徒と時間の感覚が違い何度も遅刻をしてしまう。
ある日、外出先から戻った漆原は須賀副教官の声も耳に入れず薬物を疑われるほど錯乱し廊下を走り回る。漆原は、掲示板を探していたのだ。
外出の際、門限に遅れそうになった漆原は、信号が変わるギリギリで、横断歩道を駆け抜ける。
その時、わざわざ右折車を止めてまで通してくれたのが風間教場198期の宮坂定だった。
宮坂は、漆原を入学時の自分に重ね、目をかけていた。だが、漆原を通したのち宮坂は車にはねられ息を引き取ったのだった。
198期の仲間たちが集まり黙とうを捧げる。宮原と同期の日下部(三浦翔平)、楠本(大島優子)、菱沼(川口春奈)、都築(味方良介)、石山(村井良大)が風間に呼ばれ、学校で宮原を偲びますが、風間に「警察官失格だ。今この間に何も起こっていないと思っているのか。」と言われ、彼らは悲しみの中、前を向いて任務に戻りました。
責任を感じた漆原は退学しようとしたが風間教官からは退学届けはもらえなかった。
田澤愛子副教官が復讐を試みた理由は?
前編の最後、副教官の田澤愛子と比嘉太勇利は暗い教室の中密会していた。
翌日、田澤は風間教官から預かった注意報告書を1枚抜き取り風間に返した。風間はその紙の重さから抜き取ったことを見破る。抜き取った紙は比嘉のものでお誘いの内容が書かれていた。
救助訓練の際、落ちそうになる田澤を比嘉は引っ張るが耐え切れず離してしまう。
実は、誘っていたのは比嘉ではなく田澤だった。
身長予想の課題の際に、比嘉だけ9㎝も高く予想していたのは尊敬していたからではなく恐怖から大きく見えていたのだ。
田澤は前の職場で上司に理不尽に裏切られたことで復讐の矛先を風間に向けたのだ。
成績が優秀で従順そうな子を選んだのだった。4階の高さから落ち怪我をした田澤は退職しようとするが訓告で済んだ。
伊佐木と杣が退学を辞めた理由は?
伊佐木は成績優秀で父親が警察関係者であった。同じクラスの杣利希斗もまた親が警察関係者で成績優秀だったのだ。
一番最初に風間教場で行われた「同調」ではみんなが拍手がだんだん合っていくなか二人だけは合わせようと、同調しなかったのだ。最近、伊佐木はこのままだと次の就職先を探さなければいけないほどに成績が堕落していた。
さらに、非常点呼のランニングの際に倒れ、銃の授業の際も怖がっていた。だが、目の前に10人の凶悪犯に襲われる設定の授業の時、伊佐木はガラスのコップを天井に投げつけ注意を引くという行動をとった。模範的な例だったのだ。風間教官は杣と伊佐木を呼び出し退校届けを突き付けた。それを石上史穂が止めようとしたが、風間は「辞めさせるのではなく辞めたがっている」という。伊佐木の成績が落ちたのは親の言いなりになりたくなくて退学したいと考えたためにわざと落としたのだ。
一方の杣は爆発の授業の際、一瞬だけ前のめりになっているのが録画したビデオに映っていた。爆発の授業で使用したものは数日前に倉庫から無くなった備品で組み立てられたものだった。杣もまた爆発を起こして学校を辞めようとしていた。そんな二人に、風間は「辞めたほうがいい理由」と「辞めないほうがいい理由」を書き出す課題を出す。
二人は「辞めないほうがいい理由」に「家族」と書く。伊佐木は妊娠していたのだ。ランニングで倒れたのも銃の授業でこわばっていたのもそのせいだった。石上の助言もあり伊佐木は、退学ではなく休学という道を選んだ。
石上史穂のトラウマの理由は?
休学していた石上史穂は前のなりたかった職業について白紙で提出したが本当は「警察官」になりたかった。
そんな石上に外出禁止令が出る。
そして第3教場に呼び出され「このままでは卒業させることはできない」と告げられた。石上は爆破授業の際も救護訓練の際も事あるごとに手が震えていた。
1年前、成績優秀な二人が授業で事故を起こす。
出馬求久と浦美慶介は総代を争う良きライバルだった。だが、交通の授業で出馬は蜂が入ってきたとハンドル操作を誤り浦美を轢いてしまう。それから出馬は屋上から飛び降り自殺を図る。飛び降りる前に、石上は出馬に励ます言葉をかけたのだ。
だが、それが裏目に出てしまい飛び降りたのだと自分を責めるようになりそれから大きな音などに敏感に反応するようになった。
それでも石上は警察官になりたかったのだ。出馬に会い、そのトラウマを乗り越えた。
「ここを卒業したら市民の命を背負うことになる」そう生徒たちに告げる。
伊佐木陶子の初恋の男性は?
卒業式。総代は杣利希斗だ。
証書をもらい戻る際、休学中の伊佐木に向けて胸を張り叩くしぐさを見せた。
それは伊佐木が小さいころ嫌いなパーティーで見かけた男の子だった。
伊佐木の初恋は幼き頃の杣だったのだ。
風間教官の右目の真相は?
そして、風間公親の右目の真相が明かされる。
200期の鳥羽暢照はバイク便のバイトをしている際に犯人とぶつかったのだった。
まとめ
教場2の前半後半をご説明いたしました。映画作成並みの力の入れように、通常ドラマでは感じることのできない熱い思いが生まれました。
原作も読んでみてはいかがでしょうか?またドラマでは感じられなかった一面に出会えるのではないでしょうか!?

教場の続編『教場2』をご紹介します!
教場の続編が発行されております。またドラマ化されました!!

内容は下記になります。ドラマとは違った話題もあって面白そうです!!
●第一話 創傷(そうしょう)
初任科第百期短期課程の桐沢篤は、風間教場に編入された不運を呪っていた。医師から警察官に転職した桐沢は、ゴールデンウイーク明けに最初の洗礼を受ける。
●第二話 心眼
風間教場では、備品の盗難が相次いでいた。盗まれたのは、PCのマウス、ファーストミット、マレット(木琴を叩く枹)。単独では使い道のないものばかりだ。
●第三話 罰則
津木田卓は、プールでの救助訓練が嫌でたまらなかった。教官の貞方は屈強な体格のスパルタ教師で、特に潜水の練習はきつい。本気で殺されると思ってしまうほどだ。
●第四話 敬慕
菱沼羽津希は、自分のことを初任科第百期短期課程のなかでも特別な存在だと思っている。広告塔として白羽の矢が立つのは、容姿に秀でている自分なのだ。
●第五話 机上
仁志川鴻は、将来の配属先として刑事課強行犯係を強く希望している。元刑事だという教官の風間には、殺人捜査の模擬実習を提案しているところだ。
●第六話 奉職
警察学校時代の成績は、昇進や昇級、人事異動等ことあるごとに参照される。美浦亮真は、同期で親友の桐沢篤が総代候補と目されるなか、大きな試練に直面していた。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。