フジテレビ開局60周年特別企画で、2020年1月4日(土)、1月5日(日)に二夜連続で、21時00分から放送される『教場(きょうじょう)』というドラマをたまたま見かけましたが、面白いです!
風間公親(かざま きみちか)役を演じる白髪で義眼の木村拓哉さんの演技もほれぼれして、素敵です。ドラマに吸い込まれそうです。なぜ義眼なのか?謎が多く散りばめられていて後半も楽しみにさせるとは作者、脚本家、演出家の腕が素晴らしい。
そんな教場ですが、どんどん警察学校の生徒が退場して(辞めて)いく理由ですが、ストーリー展開が早すぎてなかなか追いついていけないので、ここでまとめてご紹介いたします。
教場2は下記にまとめております。

Contents
教場のキャスト相関図
相関図は下記になります。
- 風間公親:元神奈川県警捜査一課刑事
- 日下部:妻子持ちのプロボクサーで成績が良くない。
- 宮坂:元小学校教師、事故で警察に助けられて憧れる
- 楠本:元インテリアコーディネーターで、恋人が車にはねられて犯人を見つけたい
- 平田:警官の息子で落ちこぼれ
- 菱沼:風間教壇一の美貌の持ち主。自信過剰
- 岸川:気弱な生徒。楠本に嵌められる
- 樫村:調達屋
- 南原:人当たりが良いがこだわり強い。サバイバルゲームが趣味。
- 枝元:元女子レスリング選手
- 都筑:成績優秀、ポーカーフェイス
- 石山:クラスのムードメーカー



出典:フジテレビ教場公式ページ
配役 | 名前 |
---|---|
風間公親(かざま きみちか) | 木村拓哉 |
日下部准(くさかべ じゅん) | 三浦翔平 |
宮坂定(みやさか さだむ) | 工藤阿須加 |
楠本しのぶ(くすもと しのぶ) | 大島優子 |
平田和道(ひらた かずみち) | 林遣都(はやし けんと) |
菱沼羽津希(ひしぬま はづき) | 川口春奈 |
岸川沙織(きしかわ さおり) | 葵わかな |
樫村卓実(かしむら たくみ) | 西畑大吾 |
南原哲久(なんばら てつひさ) | 井之脇 海(いのわき かい) |
枝本佑奈(えだもと ゆな) | 富田望生(とみた みう) |
都筑耀太(つづき ようた) | 味方良介 |
石山広平(いしやま こうへい) | 村井良大(むらい りょうた) |
教場(ドラマ)で生徒がやめていく理由まとめ
平田和道(林遣都)は宮坂と自殺しようとして失敗
警察学校で落ちこぼれだった平田は、自身に限界を感じていた。そんな中、宮坂定がわざと成績を落としている事に気が付き怒りを露わにする。
宮坂がそうしていたのには理由があった。
過去に車の運転中、事故に遭い雪の中から救出してくれたのが警察官である平田の父親だった。平田は自室に宮坂を呼び、道連れにして自殺を図ろうとする。
この事が教官風間に気付かれ、宮坂と平田には退校届けが渡される。平田は去って行くが、宮坂は風間の指示でクラス内の様子を知らせる事で退校を免れる。
岸川沙織(葵わかな)は楠本を立体駐車場で殺そうとして失敗
気が弱く、いつも親友の楠本しのぶに助けてもらい依存していた。そんな中、身に覚えのない脅迫状が何通も届き、楠本に相談。共に犯人を捜し出す事を約束するが、その犯人というのが楠本だった。
岸川が乗っていた車の写真から、婚約者をひき逃げした犯人だと思い犯行に及んでいた。岸川は楠本と体を密着させた時に脅迫状を送っていたのが、楠本だと気がつく。いつも楠本が使用しているミントオイルの香りが脅迫状にもついていた。
岸川は楠本の裏切りが許せずに楠本がパトカーの洗車を行なっている際に、機械を操作し楠本の足を挟め怪我をさせる。
風間から、楠本はひき逃げ犯が、岸川ではない事を聞かされ絶句する。
楠本は退校しようとするが、風間に警察官としての見込みがあるとして学校に残る決断をする。
岸川は今回の件と自分が警察官に向いていない事を自覚し、退校して行く。
その後、喫茶店で働き楠本と和解をする。
樫村卓実(西畑大吾)は調達が覚せい剤の手助けになって退場
警察学校で調達屋と呼ばれる事をしていた。樫村を通せば、学校で禁止とされている品が手に入った。
その事が同期の日下部准にバレた樫村は、成績が最下位な日下部にある取り引きを持ちかける。日下部が喉から手が出るほど欲しい学科の点数を餌に、この事実を伏せてもらう。
樫村に渡されたメモを見て、日下部は実習中、教官の質問に完璧な回答をする。
しかしこの事が、日下部を窮地に追い込む。教場では小火騒ぎが起き、その犯人捜しをしていた。犯人として日下部は疑われる事になる。
これは、樫村の企みだった。
樫村には尾崎といういつも仲良くしている先輩警察官がいた。尾崎を通して、樫村はいつもあらゆる物を仕入れていた。しかし尾崎が学校で覚醒剤を使用している時に、小火を起こしていた。
この事が風間に気付かれ、樫村と日下部には退校届けを渡される。樫村は学校を去るが、日下部は風間に懇願し、クラス内のスパイをする事でこの件は収まる。
南原哲久(井之脇 海)は銃を密造して退場
宮坂定が預かった手紙を持って部屋にやって来る。本棚には背表紙を裏返した銃の本や銃の作り方などが書かれてメモが入っていた。宮坂が不思議に思い、机の下を覗くとナイロンに入れられた銃を発見する。
南原は背後から宮坂を殴り、警察手帳を人質にして、銃を顔に突きつけてバラさないようにと釘を刺す。
翌日宮坂が体調不良で実習を休んでいる事に風間は疑問を感じる。その後、風間は南原の動向を探り始める。
宮坂を呼び出した風間は、宮坂が警察手帳を持っていない事を指摘する。震えながら宮坂は失くしたと答える。
風間は射撃訓練が終わった宮坂と南原をその場に居残りさせる。
その頃、別の教官達は寮内をくまなく捜索していた。風間は南原に射撃が上手くなる方法を説明させ、異常に銃に詳しい事を浮き彫りにする。
そして教官達が南原の部屋から発見した銃を手に現れる。風間は南原が銃の製造をしていた事を見抜き、南原の銃を突きつけて警察手帳の在り処を吐かせる。
警察手帳は音楽室の壁と棚の間の隙間に隠してあった。
その後、南原は教官達に連行され退校となる。
枝本佑和(富田望生)が退場!実家の家業を次ぐ理由は?
容姿に優れた菱沼羽津希の親友で、いつも菱沼の引き立て役をしていた。
ある日を境に枝元は菱沼に対して冷たく接するようになる。
実家の旅館を継ぐ為に退校する事になり、自分の分まで菱沼に警察官として頑張って欲しくわざと辛く当たっていた。
枝元の想いに応える為、菱沼は改心する。
ネタバレ
教官の植松が入院した為に担当教官となった風間公親。風間は生徒が問題を起こすとすぐに退校届けを手渡す、冷酷な人間だった。風間が生徒達に厳しく当たるのにはいつも理由があった。
トイレ洗剤の中身すり替えはいつ?
宮坂と平田の件では、宮坂の報告で入浴剤とトイレ洗剤を結びつけて事件が起こる事を見抜く。誰が洗剤を隠し持っているのか探る為に、生徒達にわざとグランドを25周するように命じ、その隙に寮内の各部屋をチェックしていた。
風間はトイレ洗剤の中身を水にすり替えておき、宮坂と無理心中しようとした平田の犯行を未然に防ぐ事となる。この事で宮坂と平田2人の命は救われる。
なぜ風間は楠本をすぐに救出しなかったのか?
楠本と岸川の件も、楠本が足を挟まれて苦しむ際、すぐに助けようとはせずにあえて尋問を沢山して時間を引き延ばしていた。6時間以上と答えた楠本をすぐに救出することを諦めた。
非道な人間だと楠本自身感じるが、後に風間が楠本を救う為に行った事だとわかる。長時間挟まれていた場合、すぐに救おうとすると濁った血が全身に回り、死に至る事があったのだ。
樫村に手錠をはめた理由はなに?
日下部と樫村の件も、酔っ払いの対処法を2人に実演させる。
樫村を酔っ払い役に指定し、日下部に手錠をかけさせる。樫村が何度も手錠を外すように訴えるが、風間は無視をして授業を続ける。そして日下部に樫村により罠にはめられた事実を明かす。
風間はいつも生徒に厳しく当たっているようで、実は生徒の為を思って一歩先を見据えて行動していた。
殺害現場の模擬操作を実施した理由は?
卒業前の課題として学校の実習施設で殺害現場の模擬捜査を行う、宮坂、日下部、都築、楠本、菱沼。
捜査の内容は完璧だと思われたが、風間には物足りないと言われ、退校届けを渡される。
何が不足しているのか生徒達が悩む中、風間に呼び出される。
都築の父親の話を通して、警察官に必要なのは苦しむ人に耳を傾ける事の大切さに気付かされる。
こうして卒業を迎え、それぞれの配属先で警察官の一歩を踏み出すのだった。風間は新たな生徒達と一歩を踏み出していた。
まとめ
教場の前半後半をご説明いたしました。映画作成並みの力の入れように、通常ドラマでは感じることのできない熱い思いが生まれました。
原作も読んでみてはいかがでしょうか?またドラマでは感じられなかった一面に出会えるのではないでしょうか!?

教場の続編『教場2』をご紹介します!
教場の続編が発行されております。またドラマ化される可能性があります!!

内容は下記になります。ドラマとは違った話題もあって面白そうです!!
●第一話 創傷(そうしょう)
初任科第百期短期課程の桐沢篤は、風間教場に編入された不運を呪っていた。医師から警察官に転職した桐沢は、ゴールデンウイーク明けに最初の洗礼を受ける。
●第二話 心眼
風間教場では、備品の盗難が相次いでいた。盗まれたのは、PCのマウス、ファーストミット、マレット(木琴を叩く枹)。単独では使い道のないものばかりだ。
●第三話 罰則
津木田卓は、プールでの救助訓練が嫌でたまらなかった。教官の貞方は屈強な体格のスパルタ教師で、特に潜水の練習はきつい。本気で殺されると思ってしまうほどだ。
●第四話 敬慕
菱沼羽津希は、自分のことを初任科第百期短期課程のなかでも特別な存在だと思っている。広告塔として白羽の矢が立つのは、容姿に秀でている自分なのだ。
●第五話 机上
仁志川鴻は、将来の配属先として刑事課強行犯係を強く希望している。元刑事だという教官の風間には、殺人捜査の模擬実習を提案しているところだ。
●第六話 奉職
警察学校時代の成績は、昇進や昇級、人事異動等ことあるごとに参照される。美浦亮真は、同期で親友の桐沢篤が総代候補と目されるなか、大きな試練に直面していた。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。