京都市右京区にある梅の宮大社の初詣がいつからいつまでかご紹介いたします!

Contents
梅宮大社の概要・成り立ち
梅宮大社(うめのみやたいしゃ)は、京都市右京区梅津にある、酒造安全と子孫繁栄を祈願した神社で、京都で一番古い梅の名所としても知られています。

梅宮大社の祭神はこちらです。
- 酒解神(さかとけのかみ)
- 酒解子神(さかとけこのかみ):酒解神の御子
- 大若子神(おおわくこのかみ)
- 小若子神(こわくこのかみ):酒解子神と大若子神の御子
酒解子神と大若子神の一夜の契りで小若子神が生まれたことから、歓喜して、狭名田(さなだ)の稲を取って天甜酒(あまのうまざけ)を作り、これを飲んだ神話があります。
この神話から、古くから安産と造酒の神として知られています。
神苑では、春は梅、桜、つつじ、杜若(カキサバタ)、夏は花菖蒲、アジサイ、秋は紅葉、冬には早咲きの梅を楽しむことができます。
梅宮大社のご利益は「酒造安全・子授け・安産」などとなっています。
本殿の横には子宝の石「またげ石」という神秘的な石があり、またぐと子宝に恵まれるとされています。
![]()
またげ石は子授け祈祷を受けた方のみ案内していただけます。
出典元:梅宮大社公式ページ
御祭神の一柱(ひとはしら)である檀林皇后がまたがれたところ、速やかに皇子を授かったことが、またげ石の由来という事ですので、安産を祈願される方は、是非、梅宮大社を訪れて、またげ石をまたいでみて下さい。
また、最近では、「猫神社」としても有名で、境内には10数匹のかわいい猫たちが飼われています。動物写真家の岩合光昭さんも訪れた、猫好きの方にとって一度は訪れてみたい神社となっています。
今回は、そんな梅宮神社の2021年初詣について、解説してみたいと思います。
梅宮大社の初詣2022はいつまで開催されるの?
梅宮大社の初詣は1月1日から1月5日まで行われ、参拝時間は下記のとおりとなっています。
12月31日…午前7時~午後24時00分まで
歳越大祓の祭礼が午後5時より行われます。
半年に一度、これからの半年の罪穢れを落とし、新年を清らかに祈る神事です。
1月1日…0時~18時頃まで
歳旦祭の祭礼が午前8時より行われます。
その年の平安と、氏子や崇敬者の繁栄を祈願します。
※2021年1月1日は新型コロナの影響で午前3時~午前6時ごろまで閉鎖されていました。
また、神酒鏡割りが1日午前零時に行われ、5日まで神酒(樽酒)無料接待が行われます。
1月2日~5日まで…午前7時~午後5時30分まで

梅宮大社の初詣2022の混雑状況は?
梅宮大社は創建が奈良時代と、京都の中でも長い歴史を誇る神社ですが、初詣はそれほど混雑しませんので、ゆっくりと参拝することができます。人込みや混雑がイヤだな、と思ってる方にとっては、オススメの初詣スポットとなっています。
また、15分程度歩けば、有名な「松尾大社」もありますので、梅宮大社~松尾大社へと初詣をハシゴするのもオススメです。
松尾大社の方は屋台なども出ていますので、梅宮大社ではゆっくり落ち着いて初詣をしてから、やっぱり屋台なども観てみたいなと思えば、足をのばせばよいでしょう。

梅宮大社の初詣2022の屋台はあるの?
前述のとおり、梅宮大社の初詣では、屋台が数件出品しています。
下記は去年と今年の例になります。
- 鶏皮餃子
- 焼きそば
- みたらし団子
- スーパーボールすくい
- 球打ちゲーム
- フランクフルト
- 鬼滅の刃
- りんご飴
焚き火も行われますので、古い御札は一緒に焼いてしまいましょう!

焚き火が点火されたら爽快ですね!!

また、境内では早咲きの梅が咲き、大きな絵馬が飾られ、新年からかわいい猫たちが迎えてくれます。
また神酒(樽酒)の無料接待などもありますので、ほっこりとしたお正月を味わうことができます。
また、神社内で採れた梅の実を昔ながらの製法で手作りした自家製梅干「招福梅」が販売されています。
塩分・酸味が強いそうですので、好みはわかれるとのことですが、多くの参拝者から好評のようです。大粒、小粒の2種類が販売されており、価格は共に1袋500円ととなっています。
http://www.umenomiya.or.jp/index2.html
梅宮大社の初詣2022の駐車場は?
梅宮大社にはバス3台分、自家用車10台分の無料駐車場がありますが、初詣期間は、利用できない可能性もありますので、公共交通機関の利用をオススメします。
【市バス】
京都市バス 【3】・【28】・【29】・【71】系統にて「梅ノ宮神宮前」下車。
すぐ前方の信号を右へ渡る。
【JR】
京都駅よりタクシーで30分(2500円ほど)。
又は、七条口より市バス【28】系統。八条口より市バス【71】系統を利用して「梅ノ宮神社前」下車。
【私鉄】
阪急電車 嵐山線「松尾大社」下車、改札を出て正面の道を右へ。
桂川を渡って東進。川から2つ目の信号を左へ曲がる(徒歩15分弱)。
引用:梅宮大社公式HP
http://www.umenomiya.or.jp/access.html
まとめ
いかがでしたか?
梅宮大社は建立が奈良時代の古社でありながら、初詣はそれほど混雑しませんので、比較的落ち着いて参拝することが出来ますよ。